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母指CM関節症

母指CM関節症

母指CM関節とは手関節より少し親指側に存在する関節です。外傷後や加齢に伴って関節軟骨がすり減り、痛みが出てくる変形性関節症です。症状は物をつまむ時や瓶の蓋を開ける動作で痛みが出ます。進行すると親指の開きが悪くなったり、外見上でも関節部の突出が気になってきます。

保存療法として装具療法やステロイド注射を行い治療しますが、難治例や変形が高度な症例では手術療法を検討します。手術療法として関節形成術を選択しています。CM関節を形成する大菱形骨を切除し、親指の骨と人差し指の骨を特殊な医療用ロープで吊り下げ固定する術式です。麻酔はブロック麻酔(上肢伝達麻酔)または全身麻酔で行います。ブロック麻酔であれば1泊2日入院、全身麻酔であれば2泊3日入院となります。術後は外固定が必要でリハビリテーションも重要です。

医療用ロープを利用した関節形成